冬の間に海の中で育ったホンダワラ(海藻)は、ある場所では水面を埋め尽くしてカヤックが漕ぎにくくなるほどです。ホンダワラの森を水上から見下ろすと小さな小魚達が群れをなしています。ホンダワラが、小さな生き物たちが外的から身を隠す森の役目を果たしているようです。ふと陸の方に目をやると山からの水の流れ込みがありました。なんとその流れ込みを中心に、きれいにこのホンダワラの森が広がっています。山の水のミネラルがホンダワラを育てるというわけですね。山と海がつながっているといいますが、それを実感した春の一日でありました。