蔵の改装日記 その壱

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近所の棟梁(仁井田工務店)にお願いして、蔵の改装が始まりました。この蔵は、明治14年建立と書いてありますので、現在、明治でいうと明治147年ですから約130年前の建物となります。ただ移築された形跡もあるので、更に古い可能性もあります。そうなると昨年、行ったハイダグアイのトーテムポールとそんなに歴史は変わらんということになりますね。恐るべし、日本。恐るべし海津。奥の間仕切りは米を保管していた場所です。この場所の床下には籾(もみ)殻が大量に敷き詰めてありました。湿気取りと断熱のためでしょうか。床をめくるとすぐに土で床下スペースはありませんでした。棟梁は盗難防止のためらしいとも言ってました。床下の大引や柱には栗が使われており、虫に食われても芯が残っています。柱は木、壁は土。全て自然素材で作られた昔の日本家屋。フェザークラフト屋を始めた時に、食えない二年間を家の解体屋さんに雇ってもらってしのぎました。その時に出会った日本家屋。解体すると大量にゴミの山となる現在の家と違い、役目を終えると木と土に戻る日本家屋。そういう家に住みたいとその時に強く思いました。日本家屋には、従来の日本人の人と自然の付き合い方のヒントが隠されています。この蔵は床を張り替え、ゲストスペースに利用していく予定です。皆さんにもこの日本家屋の素晴らしさを知って頂きたいと思います。

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