アジサシサバニウィング / セーリングカヤックの方向性

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K2に帆を立てて、瀬戸内海を漂ってきました。2007年から始めたカヤックセーリング。九州〜屋久島(途中各島々停泊)、奄美大島沖縄本島(途中各島々停泊)、沖縄本島西表島(途中各島々停泊)、野間岬〜甑島沖縄本島〜慶良間〜渡名喜〜粟国〜沖縄本島沖縄本島、琵琶湖、若狭湾、瀬戸内海は数知れず、今日までチャレンジを繰り返してきました。始めの段階では、風を使っていかに速く進むかばかりを考えていましたが、帆の大きさにセーリングのシステムが耐えきれず、破損し、数多くのトラブルに出くわしました。帆をはってもカヤックはやはりカヤック、風の力だけで漕ぐくらいのスピードが出れば十分、風が弱ければ漕ぎ足せばいい、セーリングカヤックの動力は帆(風)と漕ぎのハイブリッドという結論にいたりました。猛禽類の羽のように大きかった帆は徐々に小さくなり、ついに今回のアジサシの羽タイプの帆の形に変わっていきました。冬の重くそして島々を抜けてくる風速8mくらいの乱流の風でもバタつかず、マストにも負担がかかっていない。カヤックのスピードは時速4ノットをキープ。ついにカヤックにとって理想の帆に巡り会えました。アジサシは奄美の民謡でも唄われる航海の安全を象徴する鳥。この帆とカヤックでどんな海でも渡っていける気がしています。仲村さん、本当にいい帆をありがとうございます。カヤックといい、帆といい、パドル(エイク)といい魂の入ったいい道具で遊べるというのは本当に幸せなことです。さあ2017年も漕ぎまくるぞ〜。(アジサシサバニウィング/仲村忠明作)

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