Fringe Kayak Trip

Granstream 大瀬志郎のBlog

琵琶湖サンセット&サンライズ、夜の琵琶湖をカヤックで渡る。

f:id:ocean46:20170827054958j:plain

今年で4回目、2年に一度、開催の企画「琵琶湖サンセット&サンライズ」で夜の琵琶湖を渡ってました。2時に琵琶湖の西岸から漕ぎ出し、まずは竹生島を目指す。
f:id:ocean46:20170827043141j:plain
月齢はほぼ
5なので月はすでに西の空に沈んでいる。夕方にあった雲は消え、頭上には満天の星空。時折、流れ星が流れていく。ヘッドする南東の空には、すでオリオン座が上がり始めていた。竹生島を過ぎたのは、漕ぎ始めて2時間後のほぼ4時、その頃、こいぬ座プロキオンが燦然と輝きながら上がり始め、その後、おおいぬ座シリウス続き、オリオン座のベテルギウスとのトライングル「冬の大三角形」が目の前に形成された。

f:id:ocean46:20170827051300j:plain

4時を過ぎてもなかなか太陽の気配が感じられないので、ここまま闇夜がづっと続くのかと思い始めた頃、東の空の山の稜線あたりから一気に明るくなりはじめた。太陽の方向から暖かい熱風のようなものを感じながら、伊吹山を目指して漕ぎ続ける。徐々に空が全体的に明るくなり、星が一つ一つ姿を消し、最後にはシリウスだけが残った。

f:id:ocean46:20170827054700j:plain

5時前に伊吹山山頂から太陽が現われ、全てが太陽の光と熱に包まれた。

f:id:ocean46:20170827054646j:plain

いつもながら、夜漕いで水上で迎える朝日の到来には格別な感動を覚える。特に今回はレイラインと呼ばれる出雲大社竹生島伊吹山、富士山を結ぶライン上にコースをとってみたら、ほぼ伊吹山山頂からの日の出となった。参加者の一人が「ダイヤモンドいぶき」と命名していたので、これから使うことにしよう。参加者のみなさん、お疲れ様でした。

granstream.jp