熟青年の主張
ウォーターマンとしての自分の幅を広げるためにウィンドサーフィンを積極的にやっていくことを決意した。今までも橋本さんに習ったりしていたが、より真剣にやっていくために同じ高島市内のパイレーツハーバーにお世話になることにした。本物のウォーターマンであるオーナーの伊勢田さんからしっかりと習うためだ。新たな世界に初心者として身を投じてみると今までの自分の立ち位置も見えて来る。マリンスポーツの世界では自分の専門分野は「漕ぐこと」そして単に漕ぐだけでなく「漕いで水上を大きく移動する」事、そして更に「衣食住を携えて漕いで海を渡っていく」事だ。シーカヤックを知らない人にその事説明するとそれを人は「冒険」と呼ぶ。様々なスキルを要するという部分ではシーカヤッキングはアウトドア、マリンスポーツにおける総合格闘技とも言えるだろう。今のところ、カヤックを漕ぐ力、海を見る眼、そしてワイルドな環境でのサバイバル能力はそこそこになってきた。次は風を使う技術、波に乗る技術を高めて本物のウォーターマンを目指していきたい。さらなる目標がはっきりしてきて、力がみなぎってきた。