琵琶湖オーバーナイトパドリング

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前からやろうと思っていて寝かし続けていた琵琶湖のオーバーナイトパドリング企画が実現しました。すこし涼しくなった午後5時に出発し、夕暮れの中、暗くなるまで10kmほど漕ぎ、とある湖岸の公園でビバーク。午後3時前にまた暗闇の中を漕ぎ出し、20km先の長浜を目指します。この日は、新月。すこしガスっていましたが、頭上は満天の星空です。長浜を指す視覚的な目印はないので、コンパス、GPSで方向を確認した後、目印になる星を決めて、そこを目指します。向かうのはほぼ東、向かう方向から太陽が登ってきます。暗闇の中を漕ぐという事は、普段、当たり前に見えているものが見えないのでいろんな工夫が必要です。また視覚を妨げられる事により、慣れていないとバランス感覚も多少失う事になります。2時間程漕ぎ、琵琶湖の中央まで来ると、目の前の空がすこし白けてきて、闇に光が射していきました。地球を感じられる僕の好きな瞬間です。ごく稀にですが、この瞬間、太陽が昇ってくるのではなく、自分(地球)が回転してるんだと感じられるときがあります。景色に自分が溶けてこんでいくような感じがします。

セーリングの外洋航海をするようになり、夜に海を渡る機会が増えました。始めはビビリましたが、夜の海は昼の海より風が落ち着き、安定してる場合が多いのです。また70km以上の島渡りになると何処かで暗い時間帯の海を漕ぐ事になる場合があります。暗礁が多い島周りを明るいうちに通過し、夜、外洋を漕ぎ、明るくなってから島に上陸するという選択肢は当然、存在するわけです。誰にでもお薦めする企画ではありませんが、今後も続けていきたいと思います。(thanks for 近藤ティーチャー