Fringe Kayak Trip

Granstream 大瀬志郎のBlog

真冬の日本海合宿

f:id:ocean46:20150117154433j:plain1/17(初日)
出艇場所はすこし入り組んでいて、小さな岬が本流のウネリをブロックしていますが、沖はドえらい事になっています。沖まで漕ぎ出せたのは大瀬と近藤ティーチャーのみでした。昔、友人の武内ヒロコニセコの新谷さん達と南米パタゴニア遠征に行ったときの話で「うねりの間に入るとシーンと静かに風がやむ。」と言っていたのを久々に思い出しました。グリーンランドで一人、漕いで、滑って、カヤックを作っていた彼女の言葉は時に心に蘇ってきます。Granstreamの店舗情報のページのイラストもヒロコちゃんがグリーンランドからくれたハガキに描いてあったものです。いつか、行くぞ!グリーンランド!彼女のblogに刺激され、話が脱線してしまいました。失礼。photo by N.K

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1/18(二日目)
一気に風もウネリもサイズダウン。景色はそれなりに冬なのですが、初日の海を経験したみんなには天国のように見えました。

今年も恒例行事、二日間に渡る真冬の日本海合宿が無事に終了し、2015年のGranstreamのカヤックシーンがスタートしました。初日は、沖の波高4m、風速10m以上、水温12°、気温2°、雨→ミゾレ→雪というまさに日本海合宿にふさわしい海況となりました。特に時折吹いてくる強力なブローによ、浜に置いてあるカヤックは当たり前のように転がり、海上でも身を屈めないとパドルを突風でもっていかれて沈しまうような状況でした。結局、初日は1日40km漕げる力を持つ参加者も強風に阻まれ、沖へ漕ぎ出る事は出来ませんでした。二日目は風もウネリも落ち着いたので、ウネリの中でのリーン、スイープ、スカーリング等のテクニック、セルフレスキュー、グループレスキュー、トゥーイングスキル等をトレーニングしました。今年はもうこれ以上ひどい海で漕ぐ事はないでしょう。ご参加のみなさん、お疲れさまでした。今年も燃え尽きるまで漕ぎましょう!気象庁/海水温データ 近藤ティーチャー

(参加者には全員ドライスーツを着用して頂いております。Thanks to BLUESTORM