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屋久島ガイド、新村からの手紙

f:id:ocean46:20150502114920j:plain拝啓

奥琵琶湖界隈の皆様、お久しぶりでございます。屋久島の新村です。住まいをこちらに移し早12年目になりました。お陰さまで紆余曲折を経ながらシンプルな島暮らしを続けられています。新緑が美しい春。こと照葉樹林の新緑は美しく宮崎の方では山が笑うと表現するそうです。ともすると、屋久島では山が腹抱えて笑っていそうな見事な新緑や花が見れるのが4月です。毎年この時期になると近所のお茶農家さんからお声をかけていただき、一番茶の収穫のお手伝いをさせていただいています。お茶に関しては奥が深く私 の知識も不完全なのですが簡単に説明すると茶はチャノキwikiといって、東アジア原産の照葉樹林帯の木本植物になります。日本には遣唐使の時代に空 海もしくは最澄あたりが持ち込んだものという説があるみたいですが定かではないです。日本では独自の茶の文化、茶道など が発展しました。また英国のインド植民地支配のおもな産物は紅茶です。以来全世界中の人々が魅了されつづけている面白い植 物です。最大の特徴はカテキンに含まれるカフェインというアルカロイドが含まれ、時として人間の脳の中で覚 醒(興奮)物質として作用します。コーヒーなどにも含まれますが、お茶はタンニンという被膜があるためにコーヒーと比べ弱く、長く脳に作用しま す。

f:id:ocean46:20150502114957j:plain私の勤め先になる「八万寿茶園」さんは自社工場を持っているので栽培から製造、店頭での販売を一手に行っています。そしてなによりも無 農薬有機栽培ってところがありがたいです。実際に畑で働くと、さまざまな生き物と遭遇し茶畑の中に生物の多様性を発 見でき、自然の知見も広がり面白いです。お茶の栽培については地域によって様々なのですが屋久島では「かぶせ茶」というのが主流で、これは摘み取り前に10~2週間程、寒冷紗と呼ばれる 黒いナイロン布で覆い、日光を遮り色と味が熟成される手法だそうです。私のする仕事はこの寒冷紗をひたすら貼っては剥がしの繰り返しの作業でなかなかいい運動になりますが、春の爽やかな陽気に小鳥の鳴き声を聞きなが らのワークアウトと思えば自然と気持ちは満たされていきます。そして10時と3時のおやつタイムは最大の楽しみでもあります。いつも食い過ぎてご めんなさい^^;


さてそんな八万寿の新茶が絶賛発売中です。皆様、屋久島の風土を存分に受けて育ったお茶、よろしければご賞味ください!八万寿ホームページ

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