星野道夫さんの写真展
星野道夫さんの写真展。今度は市川。4月13日から6月6日まで。星野さんの没後20周年の写真展、まだまだ全国行脚が続きます。まだ行ってない方は是非。ふかーい、ふかーい本物の自然の中に身をおきたくなりますよ。
薪エネルギーの恩恵
今日のマキノは春の雨。せっかく依頼されていたカヤックの講習も中止、山の雪も結構溶かされている。今年の冬は寒かったが、クヌギを中心に薪が充実していたので本当に暖かく快適だった。薪の暖かさに慣れてしまうと他の暖房器具で代用が効かなくなる。どんだけ薪を集めるのが大変でも必ず集めなくてはならなくなる。ちょっとした薪の奴隷状態だ。薪を集め、作らなくてはならない時間的、肉体的な負担は増したが、停電になろうが、雪に閉ざされようが、薪さえあればなんとかなるという精神的な開放感も増した。周りに木さえあれば、エネルギーは自給できる。カヤックの旅では浜で流木を集め、焚き火をする。薪ストーブが家に来てから、それと同じ感覚で日常が過ごせるようになった。火は暖となり、灯りとなり、調理が出来、その熱と視覚で気持ちを落ちつかせる。春の到来が楽しみな反面、家の中から火がなくなる寂しさもある複雑なこの季節。雪が消えたらまた来シーズンの薪作りに励まねば。
鮒寿しのブルスケッタ
鮒寿し(ふなずし)ベースのブルスケッタを近所の魚治(うおじ)のケンスケが持ってきてくれた。鮒寿しの酸味とコクがアンチョビとチーズの代用になっている。鮒寿し、単体の味はせず、トマト、アボカドと絡んで、絶妙のソースになっている。「旨い!」シーフードパスタにも絡めてみる。氷魚(鮎のこども)の釜揚げと牡蠣の燻製をトッピング。「旨い!」鮒寿しは癖がありすぎて食べれないという人も多いけど、チーズのように各鮒寿しで全然味や臭みも異なる。「鮒寿しは人間が作るのはなく、菌(乳酸菌)が作る。だから僕たちはただ単に(蔵の守り人として)蔵人と呼ばれる。」とケンスケが言っていた。一つにことにこだわり続けてきたんだけど、最後に自分を消す仕事をする。魚治7代目ケンスケの言葉が最近の自分のテーマに重なった。鮒寿しのブルスケッタ、これはおつまみの定番に決定!
魚治ウェブサイト http://uoji.co.jp/
冬の北山川リバーツーリング
冬の北山川下ってきました。久々の太平洋の朝日に目覚め、海も漕ぎたい衝動に駆られながらも北山川へ。水量が少なく、ジェット船も運休。静かな静かな北山川を貸切で下りました。キャンプ地は道路も人里も離れた大きな浜。テント100張張れそうでしたが、ここも我々だけ。静かな浜に焚き火の音と我々の笑い声だけが響いていました。ゆったりとした流れに身を任せ、カヤックで川を下る、海を漕ぐのとはまた違う世界観に、海を漕ぎ慣れている我々は戸惑いながらも、その心地よさにはまりきった二日間でした。上陸後、熊野ローカルガイド上野君のカフェを訪ね、遅めのランチ&グランドキャニオンと合気道の話を聞いて(すみません、俺だけ夢中。カレー旨かった。コーヒーごちそうさま)その後、川湯の仙人風呂に入って旅を〆ました。なんだかのんびりと紀伊半島の自然に身も心もゆだねながら、海にしても川にしても山にしても、カヤックに限らず「自然回帰」な旅を提案していきたいなあと思ったのでした。アウトドアのスキルはサバイバルスキルではなく、ライフスキル。生きていくために必要なスキルだと思います。若者たちよ、都会で生きていくにしても身につけておけば、損はないですよ。
上野君のウェブサイト http://www.kumano-experience.com/WP2017/
川湯の仙人風呂 http://www.hongu.jp/event/senninburo/
紀伊半島企画、もっと増やそうかな。
今回の旅の相棒、Kライト。古いKライトでも川ならバッチリ使えますよ。
焚き火繭、ダウン増量無償キャンペーン
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でもやっぱり焚き火のそばで寝よう!